


WingMakers Foundation Japan 第一回提供作品 「ノストラダムス C10Q72」
The Secret of Green Language
四行詩の謎を解く鍵“GL”とは?
1999年7月に関するノストラダムスの有名な四行詩を、WM研究の第一人者クリストファー・ロック博士が世界初となる完全解読に挑戦。四行詩の解読の鍵は、“グリーン・ランゲージ”と呼ばれる特殊な文学のテクニックにあった!
本文より抜粋
C10Q72の特徴は、出来事が起こる特定の日付が与えられていることです。C10Q72は、ノストラダムスが直接日付を提示した数少ない四行詩のひとつです。この論文の結論のひとつは、(彼の全ての著作の中で意図的に不明瞭に、婉曲的な表現をもって生涯を通じて率直に述べられていたのですが)言語と文化というノストラダムスの限界よって、四行詩が完全に解読されるために日付を含ませる必要があったということです。もうひとつの理由は、四行詩のそれぞれの行と、全ての行の中で隠された細部が明らかにされる時に浮かび上がってくる「7月」という重要な単語が繰り返されることです。
詩とは、本来翻訳不可能な芸術である。クリス・ロック博士は、原文であるフランス語に立ち戻り、独自の手法でノストラダムスの予言詩の隠された意味を解き明かす。
本書は、豊富なカラー画像を含む30ページ以上のボリュームを持った学術的な論文である。ウイングメーカーのコード化情報に興味を持つ、すべての読者に推薦する。
クリストファー・ロック博士プロフィール(ヴォイスHPより)
大阪在住のイギリス人。大阪芸術大学や大阪外国語大学等で講師をつとめる。
建築物のカメラマンでもあり、応用言語学の博士号を持つ。
米国まで関係者を訪ねるなど、おそらく日本に住んでいる外国人のなかで、いま一番ウイングメーカーにくわしいかもしれない。
それは彼自身のウイングメーカーとの出会いの体験がきわめて強烈だったからにほかならない。
ウイングメーカーの哲学との関わりのなかで、2001年9月17日の深夜に、いわば「悟り」の意識状態をリアルに体験。
その後、semiotics(記号論)の方法論を下地に、世界中に神話の中に現れるシンボルの意味と、ウイングメーカーの哲学(ウイングメーカー・コスモロジー:宇宙論)をからめて、独自の解釈を展開する学術論文を発表(長大な文章ですが、その根本には「意識の変容のプロセス」を扱っており興味深い)。それらはウイングメーカーの「芸術」と「哲学」の研究成果である。
論文にはウイングメーカーのエンシェント・アロー遺跡の「第1室」、「第6室」、「第17室」の各研究論文がある。